
イザナミとは、有限会社ツクヨミが提供しているシステムトレード用のソフトです。
イザナミを使えば、簡単に「自分の作ったストラテジーのバックテスト」や「資金管理」ができます。

実際にどういうことができるの…?
パパッとイザナミのことを知りたい方は、「8分でイザナミの機能がわかる動画」が公式から公開されているので、チェックしましょう。
くしくし(以下、管理人)はイザナミを2年間毎日使い倒すほどのヘビーユーザー。
ですがあまり世間的には普及してないようで、Twitterの株クラの中でもめったに話を聞きません。
(数人使っている人がいるかな?というぐらい。)

ヤバい。もしイザナミがなくなったら、くしくしは樹海に行くしかない…。
イザナミを使ったトレードしかしていないくしくしは、もしイザナミがなくなったら死活問題。
トレードができず、首が回らなくなってしまいます。
まさに「イザナミと生き、イザナミと死す」という状態です。
そのためデイトレブログを立ち上げ、そこでイザナミについて書くことで、少しでもイザナミを普及させよう!と一念発起しました。
この記事では次のことについて解説していきます。
- イザナミってそもそもなに?
- イザナミって実際に何ができるの?
- イザナミ(シストレ)って実際どうなの?
イザナミってそもそもなに?
裁量トレードでうまくいかないトレーダーが増え続けた、20XX年。
そんな時代にメスを入れるかのように、イザナミは生まれました。
イザナミは「システムトレードの支援ソフト」という位置づけです。
- 自分が思い描いた手法をバックテストできる!
- パレットアルゴ®で手法を作れるからカンタン!
- 「最適分散投資」で資金管理もバッチリ!
この3つの特徴があるため、管理人はイザナミを愛してやみません。
自分が思い描いた手法をバックテストできる!
イザナミでは自分が思うがままに手法をバックテストできます。
例えば次のような複雑な手法であっても、バックテストで「有用な手法か?」を検証できます。
・15日間連続で移動平均(25日)の下で、今日の取引で移動平均(25日)の上に抜けた銘柄
引用元:製品情報:株システムトレードソフト イザナミ
・前日まで安値更新中で、今日で安値更新が終わった銘柄
・ボリンジャーバンドが狭くなっている銘柄 (ボリンジャーバンド・スクイーズ)
今まではスプレッドシートで手法の有用性を検証していたので、イザナミに出会ったときは革新的でした。
パレットアルゴ®で手法を作れるからカンタン!

でも手法をソフトに打ち込むのって、大変そう…。
そんな方もいると思いますが、実はイザナミはめちゃくちゃカンタンに手法を作れます。
なぜなら、「パレットアルゴ®」という独自のアルゴリズムを用いているから。
手法をソフトに打ち込むには、パレットを操作して条件を設定するだけ。
難しいプログラミングをしたりする必要は、一切ありません。

ハムスターのIQは2.7と言われていますが、くしくしでも作成できました。
ソース:動物の平均的な知能指数(IQ)
「最適分散投資」で資金管理もバッチリ!
システムトレードでもっとも大事なのは、資金管理です。
「1つの銘柄あたり、◯万円を投資する」
とルールを決めたら、必ずそれを守らなければいけません。

この銘柄アツそうだし、ちょっとポジション大きくするか…。
こんな感じで少しでも裁量が入ってしまったら、その時点でシステムトレードは成立しません。
とはいえトレーダーたるもの、どうしても裁量を入れてしまいたくなるもの。
そこでイザナミでは「最適分散投資」という機能を盛り込んでいます。
これを使うことで自分の資産量に応じて、最適なポジションを自動的に割り出してくれます。
例えば管理人は「1つの銘柄に投資できるのは1日60万円まで」のようにルールを決めているので、そのルールに応じて「明日はこの銘柄を◯単元トレードしましょう」と自動で教えてくれるのです。
この最適分散投資の機能のおかげで、裁量の入らない完全なシステムトレードを実現できます。

ちなみに管理人はちょくちょく最適分散投資を破っちゃってマッス!
イザナミ(シストレ)って実際どうなの?
ここまでイザナミの特徴について説明してきました。

イザナミ、結構よさそうじゃん!
イザナミのよさに気づいてくれた読者もいるようですね。

笑止。バックテストでいい結果が出たとしても、それは過去の証明にすぎぬ。未来の利益を約束するものにはならぬわ。システムトレードなぞ幻想よ。
おやおや。システムトレードに懐疑的な方もいらっしゃるようですね。
それではここからは、システムトレードを2年やっているからこそわかる「3つの真実」についてお話します。
- システムトレードは稼げる
- フォワードテストはめちゃくちゃ大事
- ぶっちゃけストラテジーを作るのは大変
システムトレードは稼げる

システムトレードは稼げます。
というのも、そもそもトレーダーなら誰しも「自分なりの手法」があると思います。
「◯◯の動きをした銘柄にINしたら稼げる」のような手法です。
システムトレードはその「自分なりの手法をソフトに落とし込んで、管理している」だけなので、実際は裁量トレードとそこまで大きく変わりません。
裁量トレードであってもシステムトレードであっても、手法が良ければ稼げる。そしてシストレは手法を改良する手助けをしてくれる。
管理人はシステムトレードをそんな風に捉えています。

バックテストでいい結果がでても、それは未来も稼げる証明にはなりません。未来のことは誰にもわからない。だからこそ人生はおもしろい…。
フォワードテストはめちゃくちゃ大事

システムトレードを行うにあたって、フォワードテストはめちゃくちゃ大事です。
フォワードテストとは、手法が完成した後に「実際に使い物になるか」を、実際の相場の値動きをもとにテストすることです。
バックテストが「過去の値動きを参考にして行うテスト」だとすれば、フォワードテストは「これからの値動きを参考にして行うテスト」ですね。
これをしておかないと、「過去の相場の値動きに特化しているだけで、将来的には全く使い物にならない」なんてモンスターストラテジーが誕生してしまいます。
このことを「カーブフィッティング」って呼んだりします。
カーブフィッティングとは、システムを過去の相場にぴったり合うように過剰に最適化することです。
過去の相場に合うようにシステムを作るので、バックテストの成績は優秀になりますが、実際の取引で使用すると過去と未来は同じではありませんので、バックテストの結果通りに行かないケースがあります。
引用元:カーブ・フィッティング – auカブコム証券
管理人は手法が完成したら、半年間は調整をせず成績をチェックするようにしています。
もちろん「半年間有効だったから、これからの未来も有効」とは限りませんが、少なくとも「将来的に使い物になるストラテジー」ということはわかりますからね。
ぶっちゃけストラテジーを作るのは大変

ぶっちゃけると、ストラテジーを作るのはめちゃくちゃ大変です。
管理人は2年間イザナミでストラテジーを開発していますが、使い物になっているのは2つだけです。
シストレで大事なのは「安定して収益を叩き出せるか?」だと思っているので、例えば次の手法のように「利益率は高いけど、マイナスの年もある」の手法は怖くて実践では使えません。

2年間毎日のようにストラテジーを開発していた訳ではありませんが、1つの手法を完成させるのに膨大な時間がかかるので、最初はとっつきにくいと思います。
もちろんイザナミもそこら辺を知っていて、ストラテジーの販売を行っています。
どのストラテジーも5万円ぐらいするのは玉に瑕ですが、最初は他の人のストラテジーを買って、改良することから始めるのがいいですよ。

管理人の野望はストラテジー販売だけでひまわりの種代を稼ぐことです。
まとめ:興味がある人は「トライアル版」を試してみてね!
イザナミは管理人が愛用しているソフトです。
そのため興味がある方は、ぜひイザナミを使ってみてください。
実はイザナミは「ほぼ無料で使えるソフト」です。
一部の機能が制限されるので管理人は月額ライセンスを買っていますが、トライアル版でもバックテストが可能です。
なので「自分が普段やっている手法をバックテストしたらどんな成績になるんだろう?」と興味がある人は、ぜひトライアル版を試してみてくださいね!